鑑定士の江盛新悟です。皆さんは『質屋』という言葉を聞いて、どのようなイメージをもたれるでしょうか。恐らく「暗い」とか、「入りづらい」などのネガティブなイメージを持たれる方が多いのではないかと思います。
やっていることは銀行と変わらないのに、銀行と比べて何でこんなにもネガティブなイメージをもたれているのか?
質屋に携わるようになった当初から私の中でずっと引っかかっていた問題でした。
メディアによる影響も大きいとは思いますが、質屋業界としてこれまでイメージの改善や情報開示を行ってこなかった事も大きいと思っています。弊社では印刷物やホームページを通して、相場情報や働いている人間の事など、できる限り情報開示を行うようにしています。
お店を利用しようと思う人なら、どんな人間が商売をしていて、どのようなサービスに力を入れているのか知りたいと思うからです。質屋という職業は日本で700年以上も続く歴史ある職業です。
長い間お客様に必要とされてきたからこそ、今日まで続いている職業だと思っています。質屋という職業をより身近に感じてもらうことで、一人でも多くの方に安心してお店を利用してもらうことが私にとって一番の喜びです。