当社の創業は戦前の昭和17年。
まるいの歴史は1940年代までさかのぼります。
私の曽祖父がそれまで長年勤めていた小学校の教師を辞めて、祖父、祖母とともに中国の満州に渡り、牡丹江市という都市で質屋を開業したのが始まりです。
当時の質草は日本とは違い、何と牛や馬、羊だったようです。資金に困ったら、牛を預けてお金を借りるということが、日常的に行われていました。牛を養うのは質屋側ですから、牛や馬を養うための設備が整ってないと満州での質屋業は成り立たなかったようです。戦争が終わったことでお店を廃業して、多くの日本人とともに日本に引き揚げてきました。
その後しばらくの間、親戚が営む製綿工場を手伝っておりましたが、資金的にある程度準備が整った段階で、昭和33年に広島市南区西蟹屋で旧会社名の「まるい商事有限会社」を立ち上げて、しばらくの間中断していた質屋業を再開することになります。
その後、父の代になって昭和53年に「八丁堀店」を開業します。開業時はビルの7階で営業をしておりましたが、当時はビルの上の階で質屋業をするのは珍しいことだったようで、色々取材も受けたようです。昭和60年代には不動産会社を新しく立ち上げて、不動産仲介業、不動産管理業を行うようになります。創業からちょうど50年目に当たる年に質屋と不動産の会社を一つにして会社名を「株式会社まるい」変更しました。
平成29年9月には広島市内で3店舗目となる段原店、そして新しい試みであるギャラリーを開業して今に至ります。祖父から父へとつないできた歴史をつなぎ、新しい質屋としてたくさんの方に来ていただける質屋を目指してまいります。