こちらのとても不思議な模様のエメラルドは「トラピッチェ」エメラルドと呼ばれるもので、全エメラルドの1%にも満たない希少な種類になります。6方向の結晶形が特徴です。
トラピッチェとはスペイン語で、サトウキビの収穫時に用いられる絞り機の歯車の形に似ていることがその語源だといわれています。石に六条の黒いラインが放射線状に伸びていることが見えることが、大きな特徴です。
トラピッチェエメラルドは、コロンビア産エメラルドの中でも大変少なく、宝石用に使用できるものの数はさらに少なくなるため、大変希少価値の高いものとして、世界的にコレクターストーンとして注目を集めているようです。