アメリカの国債の格下げをきっかけに、猛烈な勢いで「円」に資金が流れ込んでいるようですが、いずれにしてもある程度の段階で日銀の円売り介入があるでしょう。
欧州にしてもイタリア・スペイン等の国々を救済するために莫大な資金を投入していかないと欧州経済、ユーロのシステムは崩壊します。
アメリカも冷え込んだ経済を上向かせるためにはQE3、さらなる資金を投入せざるをえず、言ってみればどの国も紙幣を大量に発行して供給を続けないと経済がもちません。
そんなことがいつまでも続けられるはずはなく、最終的には国債の暴落、考えられないようなインフレが近い将来待っているんでしょうが、ひたすら身をかがめて嵐が過ぎ去るのをじっと待つだけでは、最後に立ちあがる力もなくなっている可能性は大。身近にできることから少しずつ防波堤を築いていこうと思います。