本日ご来店されたお客さんに、「質屋って、もっと古臭いイメージかと思
いましたけど、この店はとても綺麗で入りやすいですし、質屋っぽくないで
すねー。ここに来て質屋のイメージが変わりました。また利用させてもら
います」と言っていただきました。
質屋のシステムは、合理的で安心して利用できる素晴らしいシステムで
すし、どのお店も何十年という実績がありますので、最近できたような買
取ショップよりも品物の鑑定力は数段優れていると思います。中古品の
売買が普通に行われるようになった今、もう少し「質屋」というものが、世
間に浸透していてもおかしくないのですが、実際はその逆の方向へ行っ
ている気がします。
「質屋ってまだ存在してるの!?」
私の知り合いの人から言われた言葉ですが、聞いた当時はかなりのショ
ックを受けたことを覚えています。世間の質屋に対する印象はこうなんだ
と思い知らされました。
今の若い世代の人のほとんどが、質屋のことを知らないのに、あまりいい
イメージがないのは、昔ながらの店構えに問題があるかもしれません。質
屋のシステム上、お客さんのプライバシーも考えないといけないですが、
世間に受け入れられる条件として、まずは時代に合ったオープンで利用
しやすい店構えにしていくことが重要なように思います。
将来、地域の人が自然に溶け込めるような空間をもつお店にできたらい
いなと思っているんですが、まだまだ構想中の段階です。