先月、お客様が所有されているパテック・フィリップの腕時計の売却のご相談がありました。
現在スポーツモデルとなる「アクアノート」は世界的な品薄から相場が高騰していることをお伝えし、現在の相場についての客観的な情報と私の個人的な見解をお伝えさせて頂きました。
買取金額に関しては、お客様が想定されていた金額に近い数字のご提示ができて、ご納得いただけたご様子でした。
購入後数年が経過していましたが、使用傷も少なくとても大事に使用されてきたことが
伝わる時計でした。
時計に限らず、品物を見れば使用されてきた方がどのような方か、何となく想像がつくようになってきました。
モノには昔から魂が宿ると日本では言われてきました。
弊社は人とモノを繋ぐ役割を担っていますが、弊社がお取り扱いする品物は全て品物を大事に取り扱ってくれる方にお渡ししたいと考えています。それが循環型社会と言われる現在でも必要な意識であり行為だと思っているからです。