先日、大変珍しいパールネックレスのお取り扱いをさせて頂きました。
通常のアコヤ真珠はは白・ピンクを基調とする一方で、「真多麻」はアコヤ真珠のブルー系と言われています。
実際の色味はブルーというよりも、ナチュラルグレーに近いものだと思います。
なぜ無調色でグレーになるかというと、真珠内部に有機物などの異物が巻き込まれるため
グレー色が発現します。
通常であれば、異物が原因で傷や変形が起きるはずですが、
真円の形状を保ち、傷が極小というだけで、稀有な存在です。
「オーロラ真多麻」はさらにオーロラ花珠に匹敵する色・テリ・形状を有しているということで、どれだけ希少なものかご理解頂けるでしょうか。
一般的に、真珠の色が黒っぽくなればなるほど、鮮やかさが増すと言われています。
この独特の鮮やかさも特徴として挙げられます。
ここ数年のパールの市場は上昇傾向にあります。
相場が上がっている主な理由としては、国内のアコヤ真珠の生産量の減少している一方で、海外を中心に高品質なアコヤ真珠を求める層が増えてきており、需給のバランスが完全に崩れていることが要因です。
仕入れ値が上昇していることで、中古マーケットの相場も全体的に上がっています。
以前からパール製品(特にネックレス)の売却を考えてらっしゃる方は高値で売却できるチャンスだと思います。