本日はトルマリンの中でも非常に希少価値の高い「パライバトルマリン」についてご紹介します。
パライバトルマリンが最初に発掘されたのは、1989年のことで、ブラジル国内のパライバ州で大変良質なパライバトルマリンが産出されました。
最大の魅力は蛍光塗料の様な、都会のネオンにも似たブルーであることから、「ネオンブルー」と形容されています。
個性的で独特な色味から、瞬く間に世界的に人気となりましたが、産出量が追い付かず、現在では大粒で良質なものは殆ど採れなくなっているので、特に1ctを超える良質なものは、ルビーやエメラルドを凌ぐほどの高値で取引されてます。
現在市場に出回っている比較的大粒のパライバトルマリンは、アフリカのモザンビーク産になります。ブラジル産のパライバ州のものと比べると、アクアマリンの様な薄い色味のものが殆どで、若干緑がかっているのが特徴です。
パライバトルマリンをお持込される場合は、出来る限り鑑別書(産地証明の記載があるもの)も一緒にお持込下さい。産地によって数倍お値段が変わってくる場合もございます。
現在ブラジル産で1ctの良質な石は、1,000,000円前後の買取査定金額になります。
モザンビーク産の同クラスの石は、100,000~150,000円のお買取査定金額になります。