手持ちの宝石を断捨離の意味を込めて処分したいという方もいるのではないでしょうか。処分するときには、捨てるよりも宝石買取を依頼する方がお得に手放すことができます。買取を依頼するときに気になるのが、宝石の買取価格です。ここでは、査定金額が高額になりやすい宝石について紹介します。宝石の買取依頼をするときの参考にしてください。
ダイヤモンドの高価買取
美しく輝き続ける宝石の王様とも呼ばれるダイヤモンド。良質なダイヤモンドは人気が高く、宝石買取市場において人気の宝石の一つです。価値の高さから世界的な鑑定基準が定められており、高額査定が出やすい特徴があります。
・買取価格は4Cで決まる
ダイヤモンドの査定基準として採用されているのが4Cです。カット・カラット・カラー・クラリティの4つから評価され、査定額が決まります。カットはダイヤモンドのカッティングの形や仕上がりで評価され、査定額に大きく影響する項目です。5段階評価で高い順から、excellent・very good・good・fair・poorとなります。カラットはダイヤモンドの重さのことで単位はctです。重いほど価値が高いとされ、査定額も高くなります。カラーはダイヤモンドの色を表していて、最高ランクのDからZまでの23段階で評価します。無色であるほど価値が高くなりやすいです。クラリティは透明度を評価し、インクルージョンと呼ばれる内包物が少ないほど査定額が上がります。
・色によってはカラーダイヤモンドも高額査定を受けられる
無色透明であるほど価値が高いとされるダイヤモンドですが、色の種類によっては貴重と判断されて、高額査定を受けることもあります。特に天然で色のついたダイヤモンドは高額査定になりやすく、ピンクやイエローなどが人気です。
ルビーの高価買取
赤く輝くルビーも高額査定を受けやすい宝石です。ダイヤモンドよりも歴史が古く、ルビーが一番貴重な宝石とされる時代もありました。幅広い世代から愛されていて人気の高い宝石です。
・最も重視されるのはカラー
ルビーの高額査定に重要なのがカラーです。カラーは色相・明度・彩度の3つから判断し、明るすぎても暗すぎてもいけません。最高評価の色合いはピジョンブラッドと呼ばれ、鳩の血に似ていることから名づけられました。ミャンマーのモゴック地方で産出され、採れる量が少なく価値が貴重です。黒みがかった落ち着きの赤が印象的なビーフブラッドも査定額が高くなります。主にタイ産で希少性があり、高価なルビーとして有名です。透明感のある赤色が人気のチェリーピンクは、アクセサリーの加工にもよく使われています。加工品によっては高額査定を受けることも可能です。
・クラリティやカラットにも注目
基本的に透明度が高いほど価値が高くなるため、インクルージョンが少ないほど高額査定を受けやすいです。ただし、インクルージョンによって価値が高まるルビーもあります。針状のインクルージョンによって6条の光のラインが現れるスタールビーは、大変希少価値が高いです。ルビーは鉱石としての特徴から大きくなりにくい宝石で、大きさも査定額に影響します。品質の高いルビーは2ct以下に集中しており、3ct以上となるのは非常に珍しいです。大きいほど価値が高まるため、カラット数が高いと高額査定を期待することができます。
エメラルドの高価買取
美しいグリーンが特徴的なエメラルドも人気が高い宝石の一つです。安定した需要があり、宝石買取市場でも頻繁に取引されています。高額査定を受けることも珍しくありません。
・重要なのはカット・カラー・クラリティ
エメラルドは一般的にエメラルドカットと呼ばれる方法で加工されます。スクウェア型のエメラルドカットは人気が高く、評価が高くなりやすいです。カラーは鮮やかで明るすぎない深緑が高評価を得やすく、くすんだ緑では価値が低くなってしまいます。エメラルド全体の色が均一であることがポイントです。エメラルドはインクルージョンが多い宝石のため、肉眼で確認できても必ずしも評価が下がるといったことはありません。ただし、透明度に影響を与えるケースでは評価が著しく下がる傾向にあります。
・オイル処理も高額査定ポイント
エメラルドは透明度を高めるためにオイル処理を施されることが多くあります。オイル処理をせず、無処理で美しい状態の方が高評価を得やすいです。
宝石買取で査定金額が高額になりやすいものまとめ
宝石買取には高額で査定を受けやすい宝石が存在しています。どの宝石を手放そうか迷っているときは、価値が高い宝石を選択基準にしてみることも一つの手段です。例え古くなった宝石であっても、予想以上の高額査定が受けられることも少なくありません。MARUIでは宝石買取は50年以上の経験と実績がございますので、宝石の処分を考えている人は、一度弊社に査定をご依頼してみて、ご所有の宝石が現在いくらの価値がつくのか確かめてみてはいかがでしょうか。