先月ぐらいから金相場が明らかに下落傾向にあります。
本日9/22時点の1トロイオンスの国際相場は1,217.4ドルにまで下落しました。
2011年の記録的な高値だった時の相場は1,900ドル前後でしたから、3年間で35%も下落したことになります。
今年に入ってアメリカ経済が本格的に回復してきたことから、これまで金に流れてきた資金がドルや株に移っていく動きは今後ますます強まっていくと思われます。経済が混乱している状態では、消去法で金が選ばれますが、もともと金は利息が付かないですし、世界経済が正常に戻れば企業の業績も伸びていきますので、株を購入することで株価の上昇や配当という形で利益を得ることの方が得策です。
ここ数年の金相場は異常なまでの高値でしたので、ようやく正常な相場に戻りつつあるともいえます。因みに日本国内では円安になっていますので、今のところ国際相場の下落程には金相場は下がっておりませんが、今後どの程度の相場で落ち着いてくるかは判断が難しいので、注意して見守って行こうと思います。