自分の中では今年一年は種をまく時期だと考えています。
いま質屋業界や古物業界はデジタルの発達によって大きく変わってきています。
お店を通り越してお客さん同士で直接やり取りされるようになってきている。
流通革命ともいうべき変化の中で、
従来のお店は今までのやり方が通用しなくなってきている。
ここ数年であっという間に。
江戸時代の末期に武士の存在が突然否定されてしまったように、
うかうかしていると従来のお店のままでは、絶滅危惧種になってしまう。
そんな危機感をもっています。
業界に長くいると自然と質屋は『こうあるべき』とか、
『こうでなくてはならない』
という凝り固まった考え方にとらわれがちですが、
まずはそんな考え方から一歩引いてみて、
今後の世の中の流れやお客様のニーズについてじっくりと考えてみようと思います。
その中で自社で出来ることは何なのか?
その可能性と方向性について模索していく一年にしようと思っています。