こんにちは、まるい段原店の江盛です。
最近、プラチナ価格が急上昇しているのをご存じでしょうか?
2025年3月には田中貴金属工業の1g当たりの参考小売価格が4,800円だったのが、7月には7,000円を超えるところまで急上昇しています。
プラチナは需要が大きく、しかも希少性の高い貴金属。相場がひっ迫すると短期間で値段が跳ね上がることもあります。
今日は、そんなプラチナの最新動向と魅力をわかりやすく解説します。
背景には「中国の大量購入」があります。
中国の投資家たちは、金に比べて割安なプラチナに早くから注目。
なんと、今年7月までに世界の年間生産量の約3割に相当するプラチナを輸入しているのです。
さらに中国ではプラチナの輸出が禁止されているため、一度買われたプラチナは国際市場に戻りません。
この結果、世界のプラチナ需給はますますひっ迫し、価格は上昇しやすくなっています。
金より希少
プラチナの年間生産量は、金のおよそ20分の1。圧倒的にレアな存在です。
生産国が偏在
プラチナの約7割は南アフリカで産出。鉱山事故やストライキがあると、供給がストップし、価格が急騰することがあります。
工業需要の強さ
プラチナは宝飾品や投資だけでなく、産業界でも欠かせない金属。特に今後は「水素製造用触媒」としての需要拡大が期待されています。
プラチナは価格が上昇しても供給を簡単に増やせません。
また、産業用途での需要が多く、値上がりしても使う量を減らしにくいのが特徴です。
一方で、中国の大量購入のような出来事があると価格が一気に動くのもプラチナの面白いところ。
「安いときに少し買っておく」ことで、思わぬ利益を得られるチャンスもあります。
投資を検討するなら、ETF『純プラチナ上場信託(愛称:プラチナの果実、1541)』も選択肢のひとつ。
1口から購入でき、NISA成長投資枠を利用すれば利益にかかる税金もゼロです。
プラチナは金よりも希少で、工業需要も旺盛。
中国の需要拡大で国際市場の供給はタイトに。
急騰しやすい金属なので、安値のタイミングで仕込むのがコツ。
お手元のプラチナ製品の査定や、買い増しをお考えの際は、是非まるい段原店にご相談ください。
今後は定期的にプラチナ相場をチェックすることをおすすめします!